JAPANESIABLEを作成するにあたって、様々な講師からの意見をヒアリングしました。
それは、日本語教師ではなく、日本語を教えるインドネシア人教師もです。
そこでわかることは、本当に多彩な教え方が存在するということです。
言語を教えることは、一種のアートです。
だからこそ、講師がアートを追求できるかどうかが、生徒の満足度を高めることにもつながりますし、講師自身の成長や、充実度にもつながります。
だからこそ、授業は一緒に作るもの、それと同時に、アートである。このことを胸の奥にしまって、日々の授業に取り組んでいただければと思います。
学生の注意を引きつけ、維持し、成果を上げるためには、多様性と創造性が必要です。JAPANESIABLEは、これを実現するためのサポートにするべく、試行錯誤しながら教材を作ってきました。
一つ一つその要素を見ていきましょう。
1. 多様な学習教材: 学習者が飽きることなく日本語を学び続けるためには、教材の多様性が鍵となります。JAPANESIABLEでは、リスニング練習から会話トピック、文法練習まで、様々な種類の教材を提供しています。
例えば、日本の歌を通じた教材です。これは、生徒が日本語の韻律や発音を自然に学ぶだけでなく、歌詞に込められた文化的な意味や感情も理解する素晴らしい手段です。これにより、生徒は日本語を単なる学問ではなく、生きた言語として経験することができますし、日本語を学びたい!と思わせるキッカケづくりや、継続的な学習意欲を沸かす可能性を秘めています。
もちろん、JAPANESIABLEで取り上げている曲以外に生徒さんが気になる曲があったら、解説してみたり、一緒に歌ってみるのもおすすめです。
息抜きしながら楽しく学ぶことができるはずです。
2. 漢字学習のサポート: 漢字の学習は日本語習得の大きな障壁の一つであり、特に外国人学習者にとっては困難を伴うことが多いです。
しかし、JAPANESIABLEのプラットフォームでは、それぞれの漢字の意味、読み方、そして重要なことに書き順を視覚的に理解することができるようにしています。外国人にとって漢字を覚えることは、かなり大変だからこそ、制作に最も力を入れております。
3. 実践的な会話練習: 文法や語彙の学習だけではなく、実際の日本の日常生活に即したカジュアルな会話スキルの練習も重視しています。
これにより、生徒は教科書的な日本語だけでなく、日本人が日常的に使う表現やフレーズも学ぶことができます。また、Vlogやポッドキャストを通じて、現実の日本の状況に基づいた会話を体験することができます。
4. 日本語能力試験(JLPT)対策: さらに、我々の教材は日本語能力試験(JLPT)の対策にも適しています試験対策だけでなく、実際に日本で生活する上で必要な実践的な日本語能力の育成にも重点を置いています。これにより、生徒は試験対策と実践的なスキル習得を同時に進めることができます。
これらの要素を組み合わせることで、生徒が継続的に学び続けるための魅力的で多様な環境を提供することができるはずです。教師は生徒を引きつけ、彼らの学習経験を豊かで有意義なものにすることができますので、ぜひ日々のちょっとした工夫を授業の中にいれて、満足度の高い授業を行いましょう!
JAPANESIABLEを使った、より効果的な教え方を見つけたら、ぜひ、フォーラムの方で教えてくださいね!